新コーナー「ゴルフメカ談議」オープン!

謎の一般ゴルフ研究家(通称パンゴル)が、ゴルフメカニクス/メカニズムについて会話形式でお送りする、ゴルフエンターテイメントです。

ゴルフメカ談議へGO!

打ちだし角・バックスピン量とマグヌス力の関係

本の執筆ログ
只今、ゴルフスイングに関する電子書籍の出版に向けて鋭意執筆中。その過程で、疑問に思ったことや、役に立ちそうなことなど、なんでも自由につぶやき形式で書いてみることにしました。ようするに、書籍出版のためのネタ帳みたいなものです。なので、字数少なめ、ストーリー性はありません。

なるほどね。マグヌス力は飛球方向に直角な力なんだね。
※マグヌス力とは、ボールのスピンに伴って発生する力のことです。

スピンにはバックスピンとトップスピンがあるが、ゴルフの場合、バックスピンしかあり得ない(?)から、マグヌス力は総じて上向き(ボールを浮き上がらせる方向)に作用することになる。

ただ、この上向きというのは常に鉛直上向きに働くということではなくて、飛球方向に対して直角に働くという意味だから注意が必要。つまり、放物線を描いて飛んでいくボールのマグヌス力の方向は、時々刻々と変化するわけだ。

 

打ちだし角が15度の人と30度の人がいたとしよう。両者とも同じバックスピン量、同じ初速でボールを打つことができたとする。

この時の両者のマグヌス力の大きさは同じになる。しかし、力の向きが異なるのだから、30度の人のボールには、15度の人よりもボールを後ろに引っ張るように作用するマグヌス力が、大きくかかってしまうわけだ。

したがって、飛距離を望む場面においては、打ち出し角度が大きくて、スピン量が多いというのが最悪の組み合わせとなってしまうのです。

 

その昔、ミケルソンがピンを背にした状態で、バンカーの土手からロブショットし、ボールを真後ろに飛ばすという曲芸打ちを披露していましたが、これはマグヌス力を利用したショットだったのかもしれませんね。

※ ネタ集めのために読んでいたニュートン別冊「筋肉と技の科学知識」より発想を得ました。ちなみに、理論上は、スピン量が2000回転、打ちだし角19度のときが最も飛ぶらしいです。