新コーナー「ゴルフメカ談議」オープン!

謎の一般ゴルフ研究家(通称パンゴル)が、ゴルフメカニクス/メカニズムについて会話形式でお送りする、ゴルフエンターテイメントです。

ゴルフメカ談議へGO!

#6 芯でとらえるパッティング、ヘッドは加速させるんだ(焼きなっせ:後編)

ゴルフメカ談議
【前回(#5)までのあらすじ】パットに型なしと言われるが、上級者には共通した動きがあるようだ。その一つが「頭とヘッドは逆に動く」であった。「クラブの真ん中付近をもってヘッドを振り子運動させれば、グリップエンドは逆に振られる」、それが理由であるとパンゴルは言うが、こればっかりはやってみなければわからない。そう思いながら、後輩Aは二つ目の上級者の動き「バックスイングよりフォロースルーの方が長い」の話を聞くことにした。焼肉の名門「焼きなっせ」にて。
後輩A
後輩A

ホルモンに白ご飯、これ太りますね。

パンゴル
パンゴル

うん、太るね。うまいものは脂肪と糖でできているって意味がよくわかる。しかし、こういう食事も時には必要、筋肉のためのいわゆる「バルク食」だ。

後輩A
後輩A

だったら俺は年中バルク食ですよ。

パンゴル
パンゴル

君はどちらかと言えばスリム体型だから、それでいいと思うぞ。俺は41歳のとき92kgまで行ったから、バルク食もほどほどにしないとまた逆戻りだ。

 

そこで、43歳のとき2か月で22kg落として70㎏になった。その時は1日一食で急激に落としたから、筋肉もごっそり落ちてしまったんだろう。なんだか疲れやすい体になってしまった。

 

それに伴ってホルモンバランスも崩れたのかもしれない。

後輩A
後輩A

・・・まさか、それでホルモン食ってるとか、そんな(つまんない)落ち期待してないですよね。

パンゴル
パンゴル

・・・んなわけないだろ。まさかお前そんなつまんないこと思ってたの?センスないなー。あーさむっ、さむっ!

後輩A
後輩A

(いるんだよな。自分からくそつまんないことふっといて、それに乗ってあげた相手を落とそうとするやつが)

パンゴル
パンゴル

・・・・・では、次の話題に行こうか。

後輩A
後輩A

・・・では、お願いします。

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パンゴル
パンゴル

ゴルフ新上達法則って本に載っていた「バックスイングよりフォロースルーの方が長い」だけど、これはパッティング時、ヘッドは加速しながらインパクトを迎えるという事実をもの語っていると思うんだ。

 

後輩A
後輩A

パッティングに限らず、全てのスイングはヘッドを加速させながらインパクトするのが基本出来すからね。

パンゴル
パンゴル

でも、パッティングの振り幅は左右均等と言う人もいるだろ?こうなってしまうと加速中にインパクトするというより、最もヘッドが加速した”点”で、ピンポイントにインパクトするという意味になってしまう。

 

振り子の速さは最下点が一番速い。そして、最下点を過ぎた時点で、減速に転じるからね。

後輩A
後輩A

なるほど、そう思います。

パンゴル
パンゴル

本当かどうかは知らないけど、一般的には物体は加速中のほうが安定すると言われている。

 

だから、パッティングも加速中にインパクトしたほうがヘッドの軌道が安定するし、その分芯を食う確率が高くなると推測されるわけだ。

後輩A
後輩A

実体験に則して考えればそうなりますね。

パンゴル
パンゴル

これを踏まえて、「バックスイングよりフォロースルーの方が長い」理由を考えることにしたわけだ。

後輩A
後輩A

いきさつは理解しました。そして?

パンゴル
パンゴル

最もシンプルなのが、「単に、加速中にインパクトするのだから、ヘッドにかかっていた惰性によって、フォロースルーはバックスイングより大きくなって当然」、という考え方だ。

後輩A
後輩A

まんまですね。俺もそうだと思います。

パンゴル
パンゴル

ただこれだと、パッティングを論理的に上達させる理由としては物足りない。

 

そこで2つ目の理由を考えた。それが、「パッティングとは、実のところ通説通りほぼ左右対称な振り幅の振り子運動であるのだが、実際には体軸が傾くため、最下点の位置が相対的にズレる。したがって、第三者からは、振り幅が違って見える」という考えだ。

 

後輩A
後輩A

おっ、得意の妄想モードに入ってきましたね。

パンゴル
パンゴル

いや、決して妄想ではなくて、論理的に考えていくとそうなったって話。さっき、(下手くそな)絵を用いて、「頭とヘッドは逆に動く」を説明したよな?

後輩A
後輩A

はい。これですね。

 

パンゴル
パンゴル

”F”のラインに注目して欲しいんだけど、実はここが実質的な振り子の最下点じゃないかと考えているんだ。つまり、振り子の振幅が、体軸の傾きに合わせて相対的にズレるってこと。

後輩A
後輩A

ふむふむ、下手くそな絵ですが何となくわかります。

 

あくまでもパッティングは振り子運動、左右対称であることが基本である。しかしながら、実際には、フォロースルーの方がバックスイングより大きく見える。

 

この矛盾は、軸がズレることにあると。つまり、体軸が傾くので振り子の最下点がボールの先にずれた”F”のライン上になるというわけですね。

パンゴル
パンゴル

説明ありがとう、その通り。

 

こう考えると、「頭とヘッドは逆に動く」との辻褄があってくるんだよ。フォローでは頭は右に動くのだから、体の全体的な軸も右に傾くことになる(上図では左になる)。つまり、ヘッド・ビハインド・ザ・ボールと同じことだな。

 

そして、軸が傾いた分、今度は振り子の最下点は左(ボールの先)に動く(上図では右になる)。

 

「地面を水平方向とする絶対的な座標だけで考えては振り子の振り幅は左右均等にはならないが、体の軸に沿った相対的な座標を設けると、振り幅は左右均等のままである」ってことだ。

後輩A
後輩A

おー、説得力ある(ような気がする)。

パンゴル
パンゴル

こう考えると、パッティングに限らず、スイング全般において、なぜヘッド・ビハインド・ザ・ボールでヘッドが走るのかが見えて来る。俺は、体軸の傾きによる最下点の相対的なズレが、その理由だと思うんだけど。

後輩A
後輩A

妙に納得させられてしまった。

 

ちなみに、これって原理的なことですね?実際にはどうすればいいのか、コツみたいなのはありますか?

パンゴル
パンゴル

うん、ある。しかもこういうコツっていうのはプロの教えが参考になるんだよ。

 

「俺に任せろ!」でお馴染みの、星野英正プロ。動画の中で、「打つと同時に右足の爪先を見ろ」って言ってる。

 

この意識だけで、ヘッド・ビハインド・ザ・ボールみたいな感じになって、パターヘッドが走るようになると思うぞ。

ツアープロのパッティングがアマチュアよりも入る理由

※ 「つま先を見る」の説明は、4:34~。

 

後輩A
後輩A

お、パンゴルさんの説明聞いた後だから、星野プロの教えが体に染みる~。

パンゴル
パンゴル

あとは、練習あるのみだよ。頑張ってみて。

後輩A
後輩A

はい。

 

今日もわかった気にはなりました。ありがとうございました。

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パンゴル
パンゴル

ちなみに、家でパター練習してる?するなら、このSUPER BENTってやつがマジお勧め。俺も使ってるんだけど、キレイで、ふかふかで、経年劣化を感じることがない。

 

後輩A
後輩A

でかいっすねこれ。しかも真っ平。勾配がついてないから距離感合わせの練習もできそう。

パンゴル
パンゴル

うん、最初触った時は人工芝なのに、気持ち良すぎてびっくりした。

 

もし、使わなくなったら、猫のお昼寝マットにするとか、庭やベランダに敷けばピクニック気分も味わえるぞ。

後輩A
後輩A

ほんじゃ、検討してみます。

 

今日はごちそうさまでした。

パンゴル
パンゴル

ほい、また今度。

 

あっ、そうだ、どうしてもうまくいかなかったら、こういうのもありかも。

 

パットに型なしの象徴だ。

<芯で捉えるパッティングのヒント:完>

#5 芯でとらえるパッティング、頭は逆に動かすんだ(焼きなっせ:前編)
馬ウマ天国での飲み会から中二日、今度は「焼肉を食いに行きましょう」と後輩Aから誘われた。丁度いい、脚トレ後はタンパク質を多めに摂るのが定石だ。タンから始めてカルビにロース、ホルモンと白ご飯でフィニッシュしよう・・・そんなイメージトレーニングが終了したと同時にパンゴルはのれんをくぐる。今日もゴルフの話になるのかな?そう思いながら店内を見渡すと、先に到着していた後輩Aの顔が牛に見えた。焼肉の名門「焼きなっせ」にて。

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