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100冊以上読んで見つけた、おすすめのゴルフ本、厳選15冊!

多読!ゴルフ本

“多読!ゴルフ本” コーナーを開設してからというもの、ゴルフ本を読み漁る日々。

そしてついに、100冊読破達成することができました。

なかには、全く共感できない本もありましたが、それはそれで考えるきっかけを作ってくれたと、ポジティブに考えることにしています。

しかしながら、毎日忙しい日々をお過ごしの皆様におかれましては、時間の無駄となるような読書は極力控えたいとお考えになっているはず。やはり、全ての本が当たりであってほしいと願うのが普通の人間でしょう。

ということで今回は、役に立って面白い、100冊以上読んで見つけたおすすめのゴルフ本全15冊をご紹介させていただくことにしました。

何を読んだらいいのかわからない方、時間とお金を無駄にしたくない方など、色々いらっしゃることと思いますが、以下にご紹介する本は私が自信を持ってお勧めできる本です。是非ご参考ください。

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スイングづくり系ゴルフ本

1. モダン・ゴルフ:ベン・ホーガン

近代スイング理論の礎を築いた名著。

「すべてのスイングはベン・ホーガンに通じる」と言われるくらい、2020年になった今でも、ホーガンのスイング理論は色褪せることがありません。

ホーガンがこの本で推奨している「グリップの握り方」や「インパクトにおける左手掌屈の動き」は、未来永劫変わることのない、ゴルフスイングの普遍的要素であると言って間違いないはずです。

【GiS的多読】モダン・ゴルフ [ハンディ版]:ベン・ホーガン
いわずと知れた、ゴルフスイング解説本の古典的名著。スイングづくりの取扱説明書といって良いかもしれない。ベン・ホーガンの「5つのレッスン(Five lessons)」と形容されるよう、本書は5つの章にまとめられており、各章においては、単に道具の使い方、スイングのやり方といった、いわゆるスイング指南的な解説のみならず、自らの経験談も交えたエピソードがちりばめられている。
[あわせて読みたい] モダン・ゴルフ徹底検証:デビッド・レッドベター

モダン・ゴルフが名著であるとはいえ、書かれたのは1950年代。しかも、ホーガンの主観が多分に入っていることも事実ですから、全ての人に彼の理論がマッチするとは限りません。

一冊の本を妄信するのではなく、客観的視点を持ち合わせておくことが肝要であり、個人的には、有名ゴルフインストラクターであるデビッド・レッドベター氏の著書「モダン・ゴルフ徹底検証」とのあわせ読みがベストかなと考えています。

<例> ホーガンは「モダン・ゴルフ」の中で「右足は飛球線と直角になるようセットすべし」と述べていますが、レッドベター氏はこれを否定しており、「ホーガンの右足は若干開いていた」、と「モダン・ゴルフ徹底検証」の中で述べています。

【GiS的多読】モダン・ゴルフ 徹底検証:デビッド・レッドベター
この本は決して、「モダン・ゴルフ」の正当性を評価したものではない。デビッド・レッドベター氏が、「モダン・ゴルフ」を題材として、自身のスイング理論を披露する本だと考えて欲しい。なので、話の展開は終始、「ホーガンはこう言っているが、私(レッドベター)はこう考えている」だったり、「ホーガンはこう言っているが、実際はその通りに彼の体は動いていなかった」だっだりする。もし「モダン・ゴルフ」を手に取るのであれば、レッドベター氏の「モダン・ゴルフ 徹底検証」も一緒に手に取ることをおすすめしたい。ベン・ホーガンのスイング理論を客観的に評価するのに役に立つはずだ。

2. ゴルフスイングバイブル:内藤 雄士

ゴルフスイングの教科書的・辞書的な本として、ご活用いただけると思います。

内藤雄士氏は、日本におけるツアープロコーチの草分け的存在。

この本を読めば、基本を大切にされている方なんだなあとご納得いただけるはずです。

【GiS的多読】ゴルフスイングバイブル:内藤 雄士 著
王道を行く教科書スタイルの本。(おおげさに言えば、勉強している気分になる)「ここではこうやって、こうして、こうする」的な解説書であると言えばお分かりいただけるだろうか。本書は、最近スイングが「どうもしっくりいかないなあ」というとき、フォームチェックのために参照すれば力を発揮するだろう。

3. 飛んで曲がらない ヒップターンスイング:中井 学

この本に書かれている通りにやって、上手くいく人、いかない人、両方出て来ることは想定済み。その上であえて選出したのは、切り返しのタイミングにさえ気をつければ、多くの人が「上手くいく人」のグループに入れるような気がしたからです。

この本の発売当初、書かれている通りにやってみたけど「上手くいかなかった人」とは私のこと。しかし、切り返しのタイミングを工夫するうちに、なるほど中井氏の言ってることがわかってきます。

下のリンクにそのヒントを記しておりますので、まずはこちらの記事からどうぞ。

【GiS的多読】飛んで曲がらない ヒップターンスイング:中井 学
中井学プロの代名詞、ヒップターンスイングの解説本。「手打ち」ではなく「下半身」を使って飛ばす。(※ 正確には腰や股関節の回転)なんなら手や腕の感覚なんてなくしてしまえ!それがヒップターンスイングである。

4. 驚異の反力打法:Dr. クォン & 吉田 洋一郎

一時期話題となった地面反力に特化した本です。

バイオメカニクスという聞きなれない言葉が使われていますので、若干難しく感じるかもしれませんが、2-3回読み直せば十分理解できますので、それほど心配はいりません。

【GiS的多読】驚異の反力打法:Dr. クォン & 吉田 洋一郎
テキサス女子大学のクォン教授がスポーツバイオメカニクスの見地から、「地面反力」の仕組みを説き、そして、吉田洋一郎氏が実際のゴルフスイングにおける、その「地面反力」の活かし方を説いている。この本は、科学に基づいた「反力打法」の指南書。背表紙に「頼りになるのは筋肉より科学の力」とあるように、地面反力への、さらにはゴルフスイングへの科学的アプローチがコンセプトである。

5. 世界のスポーツ科学が証明する ゴルフ新上達法則:鈴木 タケル / 一川 大輔

コツや感覚のような主観ではなく、客観性を重視する方に向いている本だと言えます。

スイングに科学的根拠を求める方、知的好奇心旺盛な方は、読んでおいて損することはないはずです。

【GiS的多読】世界のスポーツ科学が証明する ゴルフ新上達法則:鈴木 タケル / 一川 大輔
一般的によく見かける、著者の経験に基づいたスイング動作の解説書ではなく、スポーツ科学の論文等で示された客観的事実に基づく、どちらかと言えば、スイングを検証・分析するといった手法をもって書かれた本である。著者の鈴木タケル氏はPGAティーチングプロ、一川 大輔氏は東洋大学理工学部の准教授で運動生理学、スポーツバイオメカニクスの専門研究者とのこと。なので、情報の信憑性は高いと思われる。巷でまことしやかにささやかれているコツや極意を裏付ける科学的根拠が欲しいと常々考えている方にハマる可能性が高い本だと思われた。
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パッティング系ゴルフ本

6. パッティングの科学:デイブ・ペルツ / ニック・マストローニ

高精度カメラが存在しなかった時代に書かれたパッティングの科学的レッスン書です。

その実験手法はアナログそのもの。見ていてほんわかすること間違いありません。

とはいえ、肝心の内容は決して色褪せておらず、現代ゴルフでも通用するパッティングノウハウが、ぎっしりと詰まった一冊だと言えます。

【GiS的多読】パッティングの科学:デイブ・ペルツ / ニック・マストローニ
ゴルフスイングの古典的レッスン書が「モダン・ゴルフ」ならば、パッティングの古典的レッスン書は、この「パッティングの科学」だと言って良いのかもしれない。原書のリリースは、1989年。この本に登場する検証結果のほとんどは、ペルツ氏の創意工夫によるアナログ的実験手法によって導き出されたものだ。

7. 無意識のパッティング:デイブ・ストックトン

感覚重視のプレーヤーに向けたパッティングの指南書です。

この本の目指すところは、タイトル通り「無意識のパッティング」。そうなるための極意や方法論が述べられています。

ある意味、メカニカルに傾倒し過ぎて、わけがわからなくなってしまった方にもおすすめの本です。

【GiS的多読】無意識のパッティング:デイブ・ストックトン
メジャー5勝(シニア大会含む)、PGAツアー11勝、チャンピオンズツアー11勝の実績を持つ、デイブ・ストックトンによるパッティング指南書。タイトルからわかるように、ストックトン氏はバリバリの感覚派。「打ち方に絶対法則などない」「スタンスは日によってちがう」など、メカニカルに傾倒し過ぎなゴルファーへ警鐘を鳴らしている。「最近型にはまりすぎかな?」なんて思う人は、あの時のあの感覚を取り戻すためにも、読んでおいて損はないだろう。
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ショートゲーム系ゴルフ本

8. 無意識のショートゲーム:デイブ・ストックトン

デイブ・ストックトンの無意識シリーズ第二弾、今度は「ショートゲーム」です。

無意識とありますので、プロならではの凡人には理解できない世界観が広がっていると思いきや・・・予想に反して、丁寧な解説とわかりやすさが印象的でした。

ある意味、初級者から上級者まで参考にできる珍しい本だと言えるでしょう。

ショートゲームにおける、技のレパートリーを増やしたい方にもおすすめできます。

【GiS的多読】無意識のショートゲーム:デイブ・ストックトン
メジャー5勝(シニア大会含む)、PGAツアー11勝、チャンピオンズツアー11勝の実績を持つ、デイブ・ストックトンによるショートゲームの指南書。無意識シリーズ第2作目となる。(1作目は「無意識のパッティング」)ショートゲームの心得を説くところから始まり、高いショット、低いショット、バンカーショット、トラブルショットの打ち方、そしてドリルが紹介されている。メジャー大会を制覇したプロならではのテクニックも多く紹介されているので、技のレパートリーを増やしたい人にもおすすめできる内容だ。
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スコアアップ系ゴルフ本

9. ゴルフデータ革命 SG指標で「一打の重み」を可視化する:マーク・ブローディー

「パット・イズ・マネー」に異論を唱えた本。

“SG指標” という著者独自の新しい評価手法を用いて検証した結果、スコアに対する貢献度は、パッティングよりもロングゲーム(ショット)のほうが大きいという事実が判明してしまったのです。

ゴルフの通説に一度でも疑問を持たれたことがある方へお勧めします。

【GiS的多読】ゴルフデータ革命 SG指標で「一打の重み」を可視化する:マーク・ブローディー
第一章のタイトルは「パッティングは過大評価されている、Put is Moneyは嘘だった?」、なんとも衝撃的な見出しである。かつて「タイガー・ウッズの強さの秘密は、パットの上手さにある」と、多くの人が考えていた。しかし、実際には、スコアに対するパッティングの貢献度は意外に少ないことが判明したのだ。それが分かったのは、本書の著者であるマーク・ブローディー氏考案の"SG指標(Strokes Gained)"のおかげ。この客観的な分析手法によって、スコアへの貢献度は、パットよりショットの方が大きいと考えれるようになったのである。

10. 攻めるゴルフ 1Rで必ずバーディーを獲る:伊澤 利光

伊澤利光プロによる、アマチュア向けのコース攻略本です。

この本では、バーディーを獲ることを目的とした、攻めのコースマネジメントが展開されています。

「攻撃は最大の防御なり」を座右の銘にされている方はもちろんのこと、守りのゴルフがスコアアップの秘訣だと考えている方にも、読んでもらいたい一冊です。

【GiS的多読】攻めるゴルフ 1Rで必ずバーディーを獲る:伊澤 利光
伊澤利光さんの考える、アマチュア向けのコース攻略本。バーディーを奪取するためには、アマチュアがどのようにコースを攻略すべきなのかを、プロ目線で教えてくれている。アマチュアでもバーディーを狙おう!が本書のコンセプト。
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読み物系ゴルフ本

11.タイガー・ワーズ TIGER WORDS タイガー・ウッズ 復活の言霊:舩越 園子

2018年のツアー選手権にて復活優勝を果たしたタイガーの雄姿を覚えていらっしゃる方も多いことでしょう。

この本では、タイガーが如何にしてどん底から這い上がってきたのか、その姿が彼の言葉(タイガー・ワーズ)と共に描かれています。

タイガーファンならずとも、ゴルフファンであれば読んでおきたい、心が揺さぶられる一冊です。

【GiS的多読】タイガー・ワーズ TIGER WORDS タイガー・ウッズ 復活の言霊:舩越 園子
1995年、スタンフォード大学在学中にアマチュアとしてマスターズに出場。そして、2018年、ツアー選手権で見事復活優勝を遂げたタイガーウッズ23年間の軌跡が、彼自身の言葉と共に描かれている魂のノンフィクションである。この本に記されている「48の言葉」は、タイガーの心の叫びであり、決してポジティブなものではないが、大きな壁を乗り越えた偉人の「言霊」、きっと人生の糧となるに違いない。

12. 帝王 ジャック・ニクラウス ー私の履歴書:ジャック・ニクラウス

メジャー大会通算18勝という、タイガーも未だ成し遂げることができていない(タイガーのメジャー通算勝利数は15勝:2020年9月5日現在)偉大な記録を持つジャック・ニクラウス氏の自叙伝。

この本では、自身の功績にまつわるエピソードはもちろんのこと、彼の愛する家族とのプライベートな日々が綴られています。

ニクラウス氏の現役時代を知る方も知らない方も、楽しめることは間違いありません。

【GiS的多読】帝王 ジャック・ニクラウス ー私の履歴書:ジャック・ニクラウス
未だ破られていないメジャー通算18勝の記録を持つ”帝王 ジャック・ニクラウス”の自伝である。本書は、日本経済新聞に連載されていたコラム、”私の履歴書 ジャックニクラウス”を加筆修正し、単行本化されたものらしく、そのためか、各エピソード上手くまとまっており、読んでいてストレスを感じない。ニクラウスファンもそうでない方も、両方が楽しめる内容。帝王のリアルを垣間見ることができる。

13. ゴルフ青木流:青木 功

日本ゴルフ界のレジェンド青木功氏による、海外ツアー参戦記とも呼べる自叙伝。

時代の先駆者として海外ツアーに挑戦し続けた男の生き様を垣間見ることができます。

この本で用いられている一人称は「おれ」。青木さんらしいですね。

【GiS的多読】ゴルフ青木流:青木 功
日本ゴルフ界のレジェンド青木功氏が、自身のゴルフ人生を語る自叙伝。そして、この本で用いられている一人称は「おれ」。はじめは面食らうかもしれないが、読み進めるうちに、なるほど「おれ」という表現でなければ、この世界観を作り出すことは困難であっただろうと納得してしまう自分がいるから不思議である。兎にも角にも、青木氏の生の活躍を知る人にとっては、楽しめる本であることは間違いない。

14. 大統領のゴルフ:ドン・ヴァン・ナッタ Jr.

マリガンやノーカウントOKパットなど、大統領のゴルフには多くの特別ルールが存在しています。

なかでも、これら特別ルールをフル活用して有名になったのが、クリントン元大統領。なんでも、全てのホールにマリガンを適用するのが彼のスタイルだったそうです。

ルールを重んじる大統領もいれば、自分に都合のいいように特別ルールをガンガン適用する大統領もいる。権力者たちのちょっとおかしなゴルフをお楽しみください。

(クリントン氏は、特別ルールをフル活用して遂に70台を達成。そのときの様子は、「帝王 ジャックニクラウス」にも描かれています。)

【GiS的多読】大統領のゴルフ:ドン・ヴァン・ナッタ Jr.
この本の主役はクリントン大統領、この人だ。マリガンならぬビリガンの概要については先に述べた通りが、著者が実際にクリントン大統領と一緒にプレーしたからこそ書くことができた熱量アップのエピソード集は、本当に一度読んでみる価値ありだと思う。
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メンタル系ゴルフ本

15. 新インナーゴルフ:W・T・ガルウェイ

集中力のメカニズムを「2人の自分」という角度からとらえ、人はなぜ不安になり、スランプに陥るのか。なぜ子供たちや天才選手たちは容易に上達し、熟練できるのか。真の集中状態をセットするきっかけには、どんな手段があるだろうか ーー などについて、著者が独自の視点で解明していきます。

大事な場面でささやきかけてくる悪魔の声。これは論理的思考を得意とする自分であり、もしこのささやきを完全に抑え込むことができたなら・・・きっとあなたは自身の真の能力をいつでも発揮できるようになるはずです。

【GiS的多読】新インナーゴルフ:W・T・ガルウェイ
1970年代半ば、インナー・ゲームなるものが、本書の著者W・T・ガルウェイ氏によって提唱された。インナー・ゲームとは、雑念を排除し、真の集中状態に自分をセットするにはどうしたらいいのかを、これまでの価値観やスポーツ観とは全く異なった視点から呈示する実践的・実際的な発想法である。
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最後に

ここでご紹介したゴルフ本は、自信を持っておすすめできるものばかり。皆様のゴルフライフ充実のため、お役立ていただければ幸いです。

尚、さすがにペースは落とすつもりですが、今後もゴルフ本は読み続けていく予定です。何か良い本が見つかれば、このページに追加していきます。