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謎の一般ゴルフ研究家(通称パンゴル)が、ゴルフメカニクス/メカニズムについて会話形式でお送りする、ゴルフエンターテイメントです。

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【GiS的多読】渡辺裕之の60過ぎたら90を切るゴルフ:渡辺 裕之

多読!ゴルフ本
世に無数に存在するゴルフ解説本を読み、独自の感想・見解を述べるページ。正直言って、現在出回っているゴルフ本のほとんどが、かねてより言い伝えられてきたことの焼き直しだろう。だが、一行でも、一言でも良いから、役に立つ情報を見つけたい。発見と気付きのための多読である。

本の概要

「ファイトー!イッパーツ!」でお馴染み、俳優の渡辺裕之氏が著したゴルフ本。ご自身のゴルフの成長録、そしてスイング論が述べられている。

渡辺氏は2017年の9月まで続いた「ゴルフの真髄」というTV番組に出演されていたので、当番組を視聴されていた方であれば、何となくでも彼の実力の程は想像できることだろう。

そんな渡辺氏のベストスコアは「66」。間違いなく芸能界トップクラスの実力派だ。

ゴルフと真摯に向き合い、たどり着いたその方法論は、多くのアマチュアゴルファーの参考となるに違いない。

読後の所感

本書の序盤で述べられる「水中スイング」。私にはこのイメージが大いに参考になった。

水中でスイングをすれば、水の抵抗が敵となるが、その水の抵抗を最小限にするスイングこそが「水中スイング」の本質であり、最も効率が良いとする考え方だ。

 

細かいことは本書をお読みいただくとして、この水中スイングのポイントは、グリップが右腰にある時の右手のひらと左手の甲の向きにあると思われる。

本書の中で、「始動してグリップが右腰の高さに来た時(ハーフウェイバック時)の右手のひらと左手の甲が正面を向いていること、そして、飛球線とシャフトが平行になっていること」、と述べられているのだが、なるほど、この表現でピンときた。

私は、テイクバック時の両手の向きに関して、そこまでこだわる必要はないと考えているが、ダウンスイング時のハーフウェイバックと同じ位置、いわゆるデリバリーポジションにおける両手の向きは、上記のように、右手のひらと左手の甲が正面を向いているべきだと考えている。

それを意識すれば、左手首は自ずと手のひら側に折れた状態(掌屈)になるはずだ。

私は、インパクトに向けてのフェースローテーションは、左手首の掌屈によって引き起こされる自然な現象だと睨んでいる。

なので、この両手の向きは理想的、また、水の抵抗を最小限にするという意味においても理に適っていると言えるだろう。

ハーフウェイバックとデリバリーポジションの違いはあるが、渡辺氏の水中スイングとの一致が見えた。

(※ Youtubeを水中スイングで検索したら、渡辺さんご本人の解説動画が見つかりました。ご参考ください。)

渡辺裕之の60過ぎたら90を切るゴルフ 水中スイング

 

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お次はちょいネタになるのだが、渡辺氏のアドレス時の荷重について。

本書の中で、「3年ほど前までは、つま先荷重だったけど、今は足の裏全体で立っている」と述べられている。

なるほどね。昔「ゴルフの真髄」を見ていて、フィニッシュが安定していないなあと感じていたのだが、これが原因だったのかもしれない。

今のスイングは見たことないので、なんとも言えないけど。

最後に

この本を読めば、渡辺氏のゴルフに対する情熱を感じ取ることができるだろう。

渡辺氏のスイング論を覗いてみたい人だけでなく、モチベーションが低下気味の方にもお勧めしたい。