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謎の一般ゴルフ研究家(通称パンゴル)が、ゴルフメカニクス/メカニズムについて会話形式でお送りする、ゴルフエンターテイメントです。

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【GiS的多読】ゴルフ まっすぐ遠くに飛ばす!インパクトの理論:北野 正之 著

多読!ゴルフ本
世に無数に存在するゴルフ解説本を読み、独自の感想・見解を述べるページ。正直言って、現在出回っているゴルフ本のほとんどが、かねてより言い伝えられてきたことの焼き直しだろう。だが、一行でも、一言でも良いから、役に立つ情報を見つけたい。発見と気付きのための多読である。

本の概要

本のタイトルに「インパクトの理論」とあるが、簡単に言えば「手元を引っ張るのではく、フェースターンを使いましょう」ってことを説明した本である。

理論とは科学的根拠に基づいて導き出されるものと考えているが、根拠となるものは見当たらない。

 

下の画像でわかるかな?要は腕をぐいんと反転させる系だ。

 

その他、下半身の使い方や練習方法の解説あり。

ただ、本書のキーは先述したとおり、腕の使い方にあると言って良いだろう。

読後の感想

序盤は良かった。

P48の「左手は体の正面にあり続ける」までは、ある意味納得しながら読み進めることができたが、P52の「ハンドルを左右にきるイメージで左右の手を入れ替える」が出てきたところで、ある程度先の展開を察してしまった。

案の定、この本の正体は腕をこねくり回すスイング解説本である・・・。

これね、スライスを一時的に矯正するための手段であって、本当にこんなことやったら上達ないから。

 

つっこみどころ満載だが、特に左手が力点で右手が支点なんていう、自分の中では間違いであるとした「てこの原理」の解説。(ご興味ある方は以下のリンクをチェック)

【スイング探究】間違いだらけの「テコの原理」
誰もが小学校時代に習ったテコの原理。ゴルフスイングにおいても「テコの原理を使って飛ばす」などと言われますが、テコには大きく3種類があることをご存じでしょうか。単に、小さな力で大きな力を得るために用いるのがテコであると認識している方は要注意。テコはテコでも、大きな力が必要だが大きな運動を得るために用いられるテコも存在するのです。

 

そして、極めつけはP80の「左手のシワでスイング中の動きをチェック」だ。

ダウンスイングでは左側の甲側にシワができ、インパクトにかけてシワが伸びて、フォローからフィニッシュにかけて再度左手甲側にシワができるのが正しいらしい。

どうやればダウンスイングで左手背屈状態をつくり出すことができるのだろうか?

自分には無理です。

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発見!役立ちポイント

発見ではないけれど、「左手は体の正面にあり続ける」とされているところだろうか。

再確認できたという意味で役立ちポイントに認定!

最後に

つまり、スライス矯正用の本だね。

自分は腕の旋回だとか、フェースターンについては、あくまで自然発生的に起こるものを阻害しない範囲で活用すべきだと考えているんだけど(正しくスイングできれば勝手に起こるという意味)、この本はそれ以上のことを要求するから、ある程度上達してくれば逆に足かせになってくる。

「左手は体の正面にあり続ける」ってとこまではよかったんだけどなあ。