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謎の一般ゴルフ研究家(通称パンゴル)が、ゴルフメカニクス/メカニズムについて会話形式でお送りする、ゴルフエンターテイメントです。

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【GiS的多読】ゴルフはインパクトの前後30センチ!:大塚 友広

多読!ゴルフ本
世に無数に存在するゴルフ解説本を読み、独自の感想・見解を述べるページ。正直言って、現在出回っているゴルフ本のほとんどが、かねてより言い伝えられてきたことの焼き直しだろう。だが、一行でも、一言でも良いから、役に立つ情報を見つけたい。発見と気付きのための多読である。

本の概要

スイング指南書でもコースマネジメント本でもない、本当にインパクトに特化した本である。

なので、「切り返しからシャローに」だとか「手が腰の位置でフェースの向きは45度斜め下」など、細かいことは一切書かれていない。

スイングづくりをベースとした既存レッスンが合わないと感じている方、とにもかくにもスコアアップにこだわりたい方は、一度読んでみるといいかもしれない。

尚、著者大塚氏のプロフィール欄には、ゴルフレッスンブランドを立ち上げたと書かれている。

スタジオではなくブランドという表現に若干の違和感を覚えたが、おそらくメソッドは提供するが、直接的なレッスンは施さないという意味なのでしょう。

新しいレッスンのスタイルとして定着するかもしれませんね。

読後の所感

著者がうまくなるために行ってきた練習や考え方がまとめられた記録本だと見るのが最もしっくりくる。

練習方法としては、10種類のドリルが紹介されており、おそらくこれらはいろいろなドリルを自身で試してみて、実際に効果があったと感じられたものを紹介しているのだと思われるが、果たしてこれでスコアが本当にまとまるのか、疑問を持ってしまったというのが正直なところだ。

というのも、全体のイメージが想像できない中、ドリルで習得したことをどのような意識で実際のスイングに組み込んでいけばよいのか、完成形の全貌が見えてこないのである。

あう人にはあうが、あわない人にはあわないという賛否が両極端に分かれるメソッド、そんな気がしてならない。

 

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ここで、個人的にツボッたくだりを一つご紹介しておきたい。

アプローチをミスしないための心構えは、“アプローチはセクシーに”

とにかく自分を大好きになってください。そう、「ナルシスト」になるのです。ワイン片手に脚を組んで白いスーツを着て自分に酔っている、どこからどう見てもナルシスト。現実にこんな人はいるのか、くらいのナルシストになって、あなたの作品を緑のキャンパスに描くのです。俺の作品だ、くらいに、とにかくセクシーに・・・・・。

詩人としての才能も持っていらっしゃる。

私は、セクシーという言葉から、思わず環境大臣を想像してしまいました。

最後に

スイングよりもスコアにこだわる人向けの本だと言って間違いないだろう。

インパクトの前後30cmで、自分が思い描くとおりにフェースをコントロールすることができれば、スコアは当然ながらアップするほかない。

そう考えて、自分で練習方法を見出し、賢明に取り組んだ著者の姿勢は、良い手本になると思われる。

結局のところ、万人受けするメソッドなんてないのだから、実際にやってみて、自分に合うと感じたのであれば続けてみると良いと思うよ。