新コーナー「ゴルフメカ談議」オープン!

謎の一般ゴルフ研究家(通称パンゴル)が、ゴルフメカニクス/メカニズムについて会話形式でお送りする、ゴルフエンターテイメントです。

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【GiS的多読】勝利数ゼロ 無名のプロゴルファーが50歳から大活躍した秘密のレッスン:崎山 武志 著

多読!ゴルフ本
世に無数に存在するゴルフ解説本を読み、独自の感想・見解を述べるページ。正直言って、現在出回っているゴルフ本のほとんどが、かねてより言い伝えられてきたことの焼き直しだろう。だが、一行でも、一言でも良いから、役に立つ情報を見つけたい。発見と気付きのための多読である。

本の概要

目次から各章のタイトルを拾ってみよう。

  1. 私がシニア入りして勝てるようになった理由
  2. 50過ぎても上手くなれます!飛ばせます!
  3. シニア世代のゴルファーはショートゲームで差をつける!
  4. シニアゴルファー向けの「体のケア」の仕方を教えます

 

上記のうち、2章と3章がゴルフ技術に関する内容だが、特段目新しい情報はなし。どちらかと言えば「型にはまらず、むしろ自由に体を動かそう」といった内容。

であるからして、技術として何かを得ようとする人には少々物足りない。

また、タイトルにあるように、本のターゲットは50歳以上のシニアゴルファー。

読後の所感

ゴルフレッスン本というより、ゴルフに対する心構えを説いた本。

合理的なスイング理論を求めている人向けの本ではなく、独自路線で上達を目指す人向けの本である。

 

2章に「50歳を過ぎても飛距離アップする方法」という項がある。

皆、飛距離に関しては気になるところだが、本に書かれている内容は「ボールに合わせようとせず、体をしっかりと使い、クラブを気持ちよく振る」だ。

このことからも、本書は技術レッスン本ではなく、ゴルフに対する心構え本であることを察して欲しい。

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発見!役立ちポイント

強いて言うなら、第一章一項にある「逃げゴルフからの脱皮でゴルフの大変貌が起きた」だろう。

「イヤな場所から逃げていると逆方向に出るミスも生じやすい」という言葉が書かれているが、これは韓国ゴルファー S・K・ホ氏も言っている「怖いサイドに振っていく」に通じると思われる。

【GiS的多読】なぜ?韓国ベタ足スイングは美しくて強いのか?:S・K・ホ 著
スイング論に関しての説明は、S・K・ホ氏による韓国女子プロのスイング解説と自身のスイングのコツ解説がメインとなっているが、やはり御多分に洩れず「こうなってるからこう」「こういうイメージでこう」の領域を抜け切れていない。ただ、なぜ韓国人プレーヤーは皆ベタ足なのかは分かる。それは、、、、小さな頃からゴルフをやってきている選手は、必ずといっていいほどベタ足で振る練習をしているから。そっ、そうですか。

 

例えば、左に池があり、それが怖いのならば、あえてそちらに振り抜くこと。

そうすれば、アウトサイドイン軌道となり、ボールにはスライス回転がかかりやすくなる。

個人的には「怖いサイドに振っていく」をゴルフ格言に認定したい。

最後に

ゴルフを自由な発想で楽しみたい人には良い本かもしれないが、技術レベルの向上を狙っている人にとっては物足りない。