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【GiS的多読】モダン・ゴルフ 徹底検証:デビッド・レッドベター

多読!ゴルフ本
世に無数に存在するゴルフ解説本を読み、独自の感想・見解を述べるページ。正直言って、現在出回っているゴルフ本のほとんどが、かねてより言い伝えられてきたことの焼き直しだろう。だが、一行でも、一言でも良いから、役に立つ情報を見つけたい。発見と気付きのための多読である。

本の概要

この本は決して、「モダン・ゴルフ」の正当性そのものを評価したものではない。

デビッド・レッドベター氏が、「モダン・ゴルフ」を題材として、自身のスイング理論を披露する本だと考えて欲しい。

なので、話の展開は終始、「ホーガンはこう言っているが、私(レッドベター)はこう考えている」だったり、「ホーガンはこう言っているが、実際はその通りに彼の体は動いていなかった」だっだりする。

つまり、ホーガンの「モダン・ゴルフ」は、レッドベターのスイング理論を学ぶための比較材料として扱われているわけだ。

もし「モダン・ゴルフ」を手に取るのであれば、レッドベター氏の「モダン・ゴルフ 徹底検証」も一緒に手に取ってみたい。

ベン・ホーガンのスイング理論を客観的に評価するのに役に立つはずだ。

読後の感想

「すべてのスイングはベンホーガンに通じる」という言葉があるが、レッドベター氏のホーガン評を見ていると、「本当にそうなのか?」という疑問を持ってしまう。

その理由を見ていくことにしよう。

 

ホーガンはアドレスで右足を飛球線と直角に構えるよう唱えているが、レッドベター氏によれば、いくらホーガンの写真を確認しても、そういう事実は見当たらなかったとのこと。

実際には、右足、左足ともに、同程度開いていたらしい。

 

ホーガンはショートサムのグリップを推奨していたが、これはホーガンの身体的特徴によるものらしい。

レッドベター氏は、ホーガンの親指は、一般の人に比べると大きく反り返っていたと言う。だから、ショートサムでクラブを握っても問題がなかったそうだ。

レッドベター氏の推奨するグリップは、若干のロングサム。一般的な反り具合の人は、ホーガン氏のグリップを真似ないほうが良いとのことであった。

 

などなど、本書にはこんな感じのことが書き連ねてある。

「すべて」は言い過ぎ、「だいたい」のスイングはベンホーガンに通じる、くらいにしておこうか。

 

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冒頭でも書いたが、この本は「レッドベター式スイング理論」の解説本である。

そういう気持ちで読めば、自分のように途中で「あれ、期待していた内容と違う気が・・・」みたいに、戸惑うこともないだろう。

(注:巻末に、しっかりと「レッドベター氏の5作目のレッスン書である」と書いてありました)

最後に

レッドベター氏のレッスン書であることを最初から認識しておけば、非常に面白く読むことができる。

それを知らずに読みだしたら、私のように戸惑うことは必至だ。

そもそも、ホーガン氏の意見を全面的に受け入れている部分なんてほとんどないのだから。