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【GiS的多読】モダン・ゴルフ [ハンディ版]:ベン・ホーガン

多読!ゴルフ本
世に無数に存在するゴルフ解説本を読み、独自の感想・見解を述べるページ。正直言って、現在出回っているゴルフ本のほとんどが、かねてより言い伝えられてきたことの焼き直しだろう。だが、一行でも、一言でも良いから、役に立つ情報を見つけたい。発見と気付きのための多読である。

本の概要

いわずと知れた、ゴルフスイング解説本の古典的名著。スイングづくりの取扱説明書といって良いかもしれない。

本書は、5つの章からなっており、道具の使い方、体の動かし方といった、いわゆるスイング指南的な解説のみならず、自らの経験談も交えたエピソードも散りばめられている。

  • Lesson 1:グリップ
  • Lesson 2:スタンスとアドレスの姿勢
  • Lesson 3:スウィングの前半
  • Lesson 4:スウィングの後半
  • Lesson 5:まとめと復讐

読後の感想

いろいろなヒントが隠されている反面、勘違いを生み出す要素も含まれているように思えた。

肩に立てかけたガラスの板、いわゆるホーガン・プレーンに関しては、誤った理解のほうが浸透してしまっているのではないだろうか。

 

 

上図、下側の絵に注目して欲しい。

肩に立てかけた黒色のガラスの板が、一般的に知られているホーガンプレーン。その下に、赤色のプレーンが描かれているが、実はこれ、ダウンスイング用のプレーンを表しているのである。

つまり、ホーガンの言うスウィングプレーンとは、1枚ではなく、2枚存在するわけだ。

「スウィングプレーンは1枚板で、ヘッド軌道は行きと返りで同じ軌道を辿る」とのイメージの元、スイングづくりに精を出されている方は、この点十分にご留意いただきたい。

また、ホーガンがこの本を書いたのは1957年。今から63年も前に、シャロースイングを提唱していたことになる。

 

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ベン・ホーガンは本書の中で、準備を怠ってはならないと何度も述べていた。

その真意は「ある動作の前の動作がきっちり機能していれば、それ以降の動作は自然と上手くいく」ということにある。

これを突き詰めて考えれば、グリップがスイングの成否をわける出発点になることがわかるはずだ。

グリップをないがしろにしてはいけない。練習に行く時間がなければ、グリップの練習をしてみよう。

最後に

ホーガンがこの本を世に出してから約60年。多くのレッスン書がこの本を参考にしていることが手に取るようにわかる。

モダン・ゴルフは、「現代レッスン書のレッスン書」。

そういう意味での発見があったわけだが、古典的なスイングの解説書であるにも関わらず、技術的な部分においての新発見も多数あった。

なるほどね、ゴルフの基本とはこの本から生まれたんだなと、改めて思ってしまう。

 

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"多読!ゴルフ本" コーナーを開設してからというもの、ゴルフ本を読み漁る日々。そしてついに、100冊読破達成することができました。毎日忙しい日々をお過ごしの皆様におかれましては、時間の無駄となるような読書は極力控えたいとお考えになっているはず。やはり、全ての本が当たりであってほしいと願うのが普通の人間でしょう。ということで今回は、役に立って面白い、100冊以上読んで見つけたおすすめのゴルフ本全15冊をご紹介させていただくことにしました。