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謎の一般ゴルフ研究家(通称パンゴル)が、ゴルフメカニクス/メカニズムについて会話形式でお送りする、ゴルフエンターテイメントです。

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【GiS的多読】世界のトッププロが使うゴルフの基本テクニック:吉田 洋一郎 著

多読!ゴルフ本
世に無数に存在するゴルフ解説本を読み、独自の感想・見解を述べるページ。正直言って、現在出回っているゴルフ本のほとんどが、かねてより言い伝えられてきたことの焼き直しだろう。だが、一行でも、一言でも良いから、役に立つ情報を見つけたい。発見と気付きのための多読である。

本の概要

以下、4組のレッスンプロの理論が紹介されている。

  1. デビッド・レッドベター
  2. ピート・コーウェン
  3. ジム・マクリーン
  4. マイク・アダムスとE・A・ティシュラー

 

つまり、四者四様のスイング理論が展開されるわけだが、ここで本のタイトルを思い出してほしい。

「世界のトッププロが使うゴルフの基本テクニック」である。

四者四様であるがゆえ、四者四様のゴルフの基本テクニックが紹介されわけだが、ゴルフの基本ってそもそもそんなにたくさん存在して良いものなのだろうか。

この4組のほかにも、レッスンプロはわんさといるわけだから、基本なんて基本的にないということになってしまいかねない。

読後の所感

何かに興味を持ったから、人はその本を手に取るのだろう。

その何かとは、ほとんどがタイトルもしくは著者のどちらかであると思われる。

 

今回、私がこの本「世界のトッププロが使うゴルフの基本テクニック」を手に取った理由は後者であり、以前、著者の「驚異の地面反力打法」という本を読んだことがあったためだ。

この、以前読んだ「驚異の地面反力打法」。

最初のうちはよかったが、後半になると理論的に「あれあれ?」と思う部分が散見され始め、読後感は正直あまりよいものではなかったが、それ以上にこの本は、わけがわからなくなってしまう

 

その理由は、4組の色の異なる著名なレッスンプロの理論を、そのままの形で紹介(垂れ流し)してしまったことにあるだろう。

それゆえ、著者に興味を持って読み始めた自分にとっては、著者独自のスイング論が展開されないのはいささか不満であり、さらにゴルフスイングは科学的であると冒頭で謳いながら、結局のところ、スイングは人それぞれでまとめてしまう後味の悪さばかりが残ってしまった。

 

吉田氏が各論を統合整理し、異なる理論の中にあってもゴルフスイングに共通する部分はこれだと、独自の見解を主張する本であったとしたら、もっと面白いものになったと思われるが。

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発見!役立ちポイント

残念ながら、特に役に立ちそうな情報はなかったが、ジム・マクリーンのメソッドが今後の自分に役にたちそうだと感じた。

近いうちに彼の本を読んでみたいと考えている。

んっ?これがこの本の本当の狙いか?

最後に

やはり、ゴルフスイングは科学的だとか、タイトルに基本テクニックとつけておきながら、スイングは人それぞれでまとめてしまうのは反則技だろう

どうしても、著者の八方美人的要素が目についてしまう。

最後に上のリンクを作る際に気づいたけど、副題に「日本人が知らない! トップコーチから学ぶ4つの極意」とある。こちらを主題にすべきではなかったか。