本の概要
メジャー5勝(シニア大会含む)、PGAツアー11勝、チャンピオンズツアー11勝の実績を持つ、デイブ・ストックトンによるパッティング指南書。
タイトルからわかるように、ストックトン氏はバリバリの感覚派。「打ち方に絶対法則などない」「スタンスは日によってちがう」など、メカニカルに傾倒し過ぎなゴルファーへ警鐘を鳴らしている。
「最近型にはまりすぎかな?」なんて思う人は、あの時のあの感覚を取り戻すためにも、読んでおいて損はないだろう。
読後の感想
デイブ・ペルツのメカニカルなパッティングもいいが、デイブ・ストックトンの感覚的なパッティングもいい。
これからは、Wデイブからの教えを足して、総合的なパッティング技術の向上に努めようと決心したのである。

私の一番の悩みは、距離感が合わないこと。グリーン上の飛ばし屋と言ってもいいくらいなのだが、その理由がなんとなくわかったことは大きい。
単純な話、球を正しくヒットすることばかり考えているので、ターゲットへの意識が欠落しているのだと思われた。
「ボールを打つことばかりに集中することは、ダーツを投げる時、ターゲットに集中するのではなく手元に意識を集中していることになる」と、ストックトン氏は説く。
なるほど、ありがとうございました。
最後に
やはり、パッティングはイメージが大切だ。
機械的に振り幅で距離感を決めるやり方が、私に合っていないことはゴルフを始めてすぐに気が付いた。
曲がり幅をホール何個分と言われても、ピンとこないことが多かった。
これからは、意識からボールを消し、頭の中に描いたライン上を適切なスピードで転がすイメージだけを持って、パッティングすることにしよう。
まずは、半年以上使っていないパターマットを広げるところから始めるか。
★★★ GiS的一度は読んでおきたいゴルフ本認定作品 ★★★
