新コーナー「ゴルフメカ談議」オープン!

謎の一般ゴルフ研究家(通称パンゴル)が、ゴルフメカニクス/メカニズムについて会話形式でお送りする、ゴルフエンターテイメントです。

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日本ツアープロのTRACKMANデータを集計!目指すべきボール初速とヘッドスピードはこれだ!

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アマチュアが目指すべきボール初速とヘッドスピード

“2019年 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills”の最終日、Youtubeで1番ホールの生配信を見ていたとき思いました。アマチュアが目指すべきボール初速とヘッドスピードはどれくらいなのだろうかと。

2019日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 最終日

嬉しい事に、TRACKMANによって計測された出場選手のボール初速とキャリーの飛距離も配信されています。

当たり前ですが、プロゴルファーはプロフェッショナル。ゴルフのスコアや技術で勝負すれば負けるでしょう。

しかし、飛距離という出力スペックに限って言えば、プロと同等に渡り合えるレベルまで引き上げることも不可能ではないと思います。

そこで、日本ゴルフツアー選手権最終日に進出した選手のボール初速とキャリーの飛距離を集計しました。ヘッドスピードは出力されていませんでしたが、ミート率を1.48として推測値を載せています。

  • ヘッドスピード(m/s) = ボール初速(m/s) ÷ ミート率(1.48 固定値)

ちなみに、ミート率の1.48は、PGA Tourの統計より引っ張ってきた数値です。1.48でもPGAツアーでは207人中169位。2019年6月2日までの統計で、169位の選手には、ロリー・マキロイや小平智がいます。

Smash Factor | PGA TOUR Stats
Strokes Gained | Distance (All Drives) | Distance (Measured Drives) | Accuracy | Scoring | Other | Radar

 

尚、今回の集計対象は、最終日の1番ホールのみです。

プロは朝一からそんなに無理しないはずですから、今回集計した結果は「プロが普通に(もしくは安全に)打ったときのボール初速と飛距離の平均値」と捉えることができます。

となれば、われわれアマチュアが最初に目指すべきは、このときの「平均値」ではないでしょうか。

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TRACKMAデータ集計結果

「ボール初速」で順位づけしています。飛距離ではありませんのでご注意ください。

  • 1番ホールでドライバーを使用しなかった選手の記録は、()で括り、平均値計算からも除外しています。
  • Youtubeでは3組目からの配信でしたので、1組目、2組目の選手の記録は記載しておりません。

 

ボール初速
(m/s)
キャリー飛距離
(Yard)
推定ヘッドスピード(m/s)
1C・キム8031054
2A・クウェイル7930353
3Z・マリー7830053
星野 陸也7827953
5石川 遼7730052
池田 勇太7728252
7金永雄(キムヨンウン)7626451
永野 竜太郎7629551
D・ブランスドン7628351
上井 邦裕7629351
B・ジョーンズ7628551
池村 寛世7628351
G・チャルングン7629251
14S・ノリス7525551
中西 直人7529051
H・リー7528051
鍋谷 太一7529451
出水田 大二郎7529651
M・グリフィン7528651
J・ジェーンワタナノンド7529151
21秋吉 翔太7427650
大堀 裕次郎7426750
金亨成(キムヒョンソン)7427250
今平 周吾7428350
25岩田 寛7327249
T・ペク7326249
塩見 好輝7326849
市原 弘大7327949
梅山 知宏7327349
上村 竜太7328749
木下 稜介7326449
32三重野 里斗7227549
宮本 勝昌7227049
中里 光之介7226549
詹世昌(センセショウ)7227349
時松 隆光7228249
R・ガンジー7226549
38A・ブランド7125848
朴相賢(パクサンヒョン)7124848
金庚泰(キムキョンテ)7127048
佐藤 大平7126948
片山 晋呉7126548
阿久津 未来也7127148
H・W・リュー7127148
45西村 匡史7025547
張棟圭(ジャンドンキュ)7026847
P・ピーターソン7026647
Y・E・ヤン7026547
片岡 大育7026347
重永 亜斗夢7027247
B・ケネディ7025947
小田 孔明7024447
53J・チョイ6925447
堀川 未来夢6924947
55A・ウォンワニ6824946
白 佳和6825846
稲森 佑貴6826346
岩本 高志6824946
59手島 多一6725245
趙珉珪(チョミンギュ)6723845
浅地 洋佑6725145
平均値7327249
W・J・リー(75)(287)(51)
黄重坤(ハンジュンゴン)(72)(259)(49)

 

集計結果は以下の通り。

  • 平均ボール初速:73 m/s
  • 平均飛距離:272 Yard
  • 平均ヘッドスピード:49m/s(ミート率1.48で計算)
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まとめ

“2019年 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 最終日”、ボール初速の第1位に輝いたのは、C・キム選手でした。一人だけボール初速が 80m/s の大台に届いており、飛距離も310ヤードキャリーです。

日本人選手では、3位に星野陸也の78m/s、5位に石川遼、池田勇太の77m/s が全体のTop5にランキングしています。

石川遼は腰を痛めていましたが、この結果だけから判断すると完全復調に近いと考えてよさそうですね。今後の活躍に期待しましょう。

 

そして気になる平均値。これが、我々アマチュアが目指すべき目標値であると冒頭で勝手に決めました。

ボール初速:73 m/s、ヘッドスピード:49m/s(ミート率1.48で計算)

この数値を出力できれば、272ヤードキャリーで飛ばす事ができるはずです。ランが出れば、300ヤード越えにも期待できるでしょう。ヘッドスピードだけを見れば現実的だと思いますが、いかがでしょうか。

「ヘッドスピード49m/sは難しい」と思った方は、ヘッドスピード45m/sを目指してみるといいかもしれません。45m/sは今回集計した中で最も遅いヘッドスピードですが、このヘッドスピードでも十分戦えることはプロが証明してくれていますから。

 

ちなみに私は、、、最大出力でボール初速80m/sのヘッドスピード55m/s以上、通常運転で初速74m/sのヘッドスピード50m/sに設定しました。

この通常運転レベルに相当する選手は今平周吾、言い換えれば賞金王レベルのスペックです。

技術で負けても、出力では同等レベルを目指します!