新コーナー「ゴルフメカ談議」オープン!

謎の一般ゴルフ研究家(通称パンゴル)が、ゴルフメカニクス/メカニズムについて会話形式でお送りする、ゴルフエンターテイメントです。

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「ゴルフデータ革命 (SG指標)」スコアアップしたいなら、パットよりショットを磨け!

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SG指標で「一打の重み」を可視化する

SG指標なるものをご存知でしょうか。「ゴルフデータ革命」の著者、コロンビア大学ビジネススクール教授のマーク・ブローディー氏が考案した指標です。

SG指標のSGはStrokes Gainedの略、この指標を使ってパッティングやドライビングで、プレーヤーがどれだけの打数を稼ぐことができたのかを数値的に評価することが可能になります。

このSG指標の計算方法はいたって簡単、基準打数(平均ストローク数)から、ホールアウトするまでに要したストローク数を引き算するだけです。

例えば、SGP(Strokes Gained Putting)の場合、基準打数(平均パット数)が1.8のところを、1打でホールアウト出来たら0.8打稼いだことになり、2打でホールアウトしたら‐0.2打稼いだことになります。

ただし、この指標における基準打数は、従来の平均パット数をベースにしたものではありません。

従来の平均パット数は、グリーン上のどこに乗っても、そこから掛かった打数を平均して算出されますが、そうなるとカップまでの残り距離が全く考慮されないことになってしまいます。

プロが、2.5フィート(約76cm)を1打で決める確率は99.5%あります。しかし10フィートの残り距離を1打で決める確率は、当然ながらがくんと落ちます。

それを「なんでもかんでも一緒くたにして、従来の平均パット数に照らして評価してしまうから、パッティングが過大評価されてしまったんだ」というのが著者の考えです。

カップまでの残り距離を考慮すれば、一打に対する重みづけができる、それがSG指標です。(SGPの場合)

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パットよりショットを磨け!

SG指標をもとに統計を取ってみると、プロの一流選手と平均的な選手、プロとアマチュア、上級者と初心者、どの組み合わせを比較対象としても、スコア差に対するパッティングの貢献度は15%となったそうです。

大きな差がでるのは、グリーンに乗せるまでのショットで、これがスコア差の85%を占めていることがわかりました。

このことから「ゴルフのスコアアップにおいて最も重視すべきは、ショットでありパットではない、言い換えれば、ゴルフはパッティングコンテストの延長ではない」ということを主張されています。(もちろんパットは重要だが、ということわり文言付きでの表現です)

以下、本書より抜粋。

プロの多くはロングゲームが最も重要だと考えている。ロリー・マキロイは「よくショートゲームが得意じゃないと試合に優勝できないと言われるけど、全然違う」とコメントしている。ジャック・ニクラウスもその考えを支持して「わたしもロリーと同じ意見だ。1ラウンドで15回パーオン、ロングホールで2回2オンして、10フィート以内のパットをすべて決めればいいのだから、ショートゲームの練習などわたしはしない。チップショットなどどうでもいい」と話した。

あとは、この本を読んでどこを磨いていくのかご自身で判断を!